この記事の結論
うちの子は、ペットホテルに預けるとうんちができない子で、旅行の間は私が実家に泊まってお世話をするのが定番でした。
そのうち両親は、旅行自体に行かなくなっていきました。
今なら、一緒に泊まれる宿やグランピング施設という選択肢もあったかもしれません。当時の工夫と、今知っていることをまとめています。
ペットホテルに預けられなかった理由
最初は、普通のペットホテルに預けていました。けれど、うんちを我慢してしまい、
迎えに行った瞬間に一気にする、という状態でした。
この子は皮膚トラブルがあり、お腹も壊しやすい子だったので、
その後はいつも受診していた動物病院の預かりサービスを利用するようになりました。
少し割高でしたが、この子の状態をよく知っている病院になら、安心して預けられると思ったからです。
それでも、状況はあまり変わりませんでした。散歩には連れて行ってもらっていたのですが、
「おしっこしかしなかった」という報告を受けることが続いたのです。
普段は1日に何度もうんちをする子なのに、数日間の預かり期間中に1回できるかどうか。
慣れない場所では、それだけ我慢してしまっていたのだと思います。その状態を聞くたびに、
あまりにかわいそうだと感じていました。
ペットホテルに預けられない。だから、うちが選んだ方法
普通のホテルでも、病院の預かりでも難しいと分かってからは、両親が数日家を空ける時は、
私が実家に泊まり込んで、その子のお世話をする形にしていました。
散歩は1日3回。雨の日も、台風の日も、大雪の日も、欠かさず外に連れて行っていました。
天候を言い訳にできない、というのは、正直しんどい時もありました。
それでも、その子にとってはそれが唯一の排泄の方法だったので、休むという選択肢はありませんでした。
当時、私は実家を出て一人暮らしをしていました。実家までは自転車で20分ほどの距離だったので、
両親が不在の時は、その距離を何度も往復していました。近い距離だったからこそ、
この形が続けられたのだと思います。
ペットホテルに預けられない|だんだん、旅行に行かなくなった両親
この子がまだ元気だった頃は、両親は私に預けて、旅行に出かけることもありました。
けれど、歳を重ねて目が見えなくなってきた頃からは、旅行は控えるようになり、
両親のどちらかが必ずそばにいる、という形に変わっていきました。
直接聞いたことはありませんが、旅行好きだった両親が、思い切って旅行を楽しめなくなったのは、
きっと不安があったからだと思います。旅行よりも、少しでも長くこの子との時間を過ごしたい。
そう思っていたのではないかと、今は感じています。
ペットホテルに預けられない|同じように悩んでいる方へ
もし今、同じようにホテルが苦手な子と暮らしている方がいたら、
無理にホテルに慣れさせようとしなくても大丈夫だと思います。
うちの場合は、家族で分担してお世話をする形に落ち着きましたが、
それぞれの家庭に合ったやり方があっていいはずです。
最近は、ペットシッターに自宅に来てもらう、という選択肢もよく聞くようになりました。
ホテルに預けるのが難しい子の場合、住み慣れた環境でお世話してもらえる分、
ストレスが少ないという声もあるようです。
家族や友人に頼れる場合は、その子の性質をよく知っている人にお願いできるという安心感もあります。
うちの場合は、たまたま私が近くに住んでいたので頼れましたが、頼れる人が近くにいない場合は、
事前にペットシッターを探しておくと、いざという時に慌てずに済むと思います。
今だったら、選べたかもしれないこと|一緒に泊まれる宿やグランピング施設
当時は、犬と一緒に泊まれる宿やグランピング施設は、まだそれほどメジャーではありませんでした。
今は、犬と一緒に宿泊できる施設がずいぶん増えてきたと聞きます。
正直に言うと、私は一度、あの子と一緒にホテルやグランピング施設に泊まる体験をしてみたかったと思っています。ホテルに預けられない子だったからこそ、逆に「一緒に泊まる」という発想には、なかなかたどり着けませんでした。
それは叶わなかった願いですが、今まさに愛犬と暮らしている方には、元気なうちに、
一緒の思い出をひとつでも多く作ってほしいと思います。預けられないなら、一緒に連れて行く。
そんな選択肢があってもいいはずです。
うちの子との日々は、失明後の暮らし方や、10年間のアレルギー治療の記録も、
あわせて読んでいただけたら嬉しいです。

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