この記事の結論
うちのシュナウザーは、亡くなる約2年前、6〜7歳の頃に失明しました。
突然ではなく、少しずつ「目が曇っているな」と気づいていく形でした。
失明がわかった経緯と、それから行っていた部屋づくり・支え方の工夫を記録しています。
老犬が失明|気づいたきっかけは、物にぶつかることでした
最初のサインは、家具に体をぶつけたり、急に動かなくなったりすることでした。
うちの子は皮膚アレルギーがあって毎月皮膚科に通っていましたし、
お腹をよく壊す子だったので病院自体には頻繁に行っていました。
それでも「目」までは、なかなか見てもらっていなかったんです。
今振り返ると、そこが少し悔やまれるところでもあります。
老犬が失明|診断はシュナウザー特有の原因不明の失明でした
かかりつけの動物病院で目を診てもらったところ、
すぐに紹介状を書いてもらい、より詳しい専門の病院へ。
そこで告げられたのは、シュナウザーという犬種に特有の、
はっきりとした原因がまだわかっていないタイプの失明でした。
すでにほぼ何も見えていない状態で、しかも「防ぎようがなかった」ものだと聞いたときは、
ショックでしたが、同時にどこか腑に落ちる部分もありました。
老犬が失明|部屋は「変えない」ことが一番の工夫でした
ずっと同じ部屋で暮らしてきたので、うちの子にはある程度の空間認識が残っていました。
だからこそ、私たちがまず決めたのは「模様替えを一切しない」ということです。
家具の配置を固定しておくことで、目が見えなくても、
なんとなくの位置感覚だけで動けるようになっていました。
- 家具の角には、スポンジを紐で縛って固定(見た目よりも、怪我防止を優先)
- 過ごす範囲は基本的にリビング内に限定
- 廊下に出るドアには、フェンスを設置
自分のゲート内に入る入り口や、廊下へのドアの位置までは、さすがに感覚だけではわかりません。
立ち上がった様子が見えたら、それが「動き出すサイン」だったので、
そこからはこちらが気をつけて見守るようにしていました。
老犬が失明|歩くときは、首輪に手を添えて
ぶつかったり怪我をしたりしないように、動き出したら首輪にそっと手を添えて、
一緒に歩くようにサポートしていました。
大げさに抱きかかえたりするのではなく、
あくまで「隣にいて、危ないところだけそっと避けてあげる」という距離感を大事にしていました。
老犬が失明|触れる前の声かけと、そばにいること
目が見えなくなってから徹底したのは、近づく前・触る前には必ず声をかけるということです。
言葉はちゃんと理解している子だったので、声をかけるだけで安心してくれているのがわかりました。
それでも、失明してからは一層、寂しがるというか、不安そうな様子で呼びかけることが増えました。
人の声が聞こえること自体が、あの子にとっての安心材料だったのだと思います。
だから、できるだけ誰か家族がそばにいるようにしていました。
同じ状況の飼い主さんへ
老犬の失明は、突然すべてが変わるわけではありません。
うちの場合は「部屋を変えない」「声をかけてから触れる」「そばにいる」という、
当たり前のようなことの積み重ねで、意外と穏やかに過ごせる時間が長く続きました。
もし今、同じように不安を抱えている方がいたら、
「この子なりのペースで、ちゃんと適応していく」ということを、
少しでも心に留めてもらえたらと思います。
また、この時期は通院も重なり、費用の面でも考えさせられることが多くありました。
保険についての実体験は、ペット保険に入らなかった後悔で詳しくお話ししています。
また、この子はペットホテルに預けられない子でもありました。
旅行や外出の際にどうしていたかは、ペットホテルとトイレの悩みについての記事に書いています。

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