この記事の結論
ペットが夜に亡くなっても、その夜のうちに火葬先を決める必要はありません。
我が家の愛犬は夜9時ごろに息を引き取りましたが、翌朝の問い合わせで、その日のうちに立会火葬までしてもらえました。
朝までの安置の仕方や、電話で確認しておきたいことも、実体験をもとにまとめています。
夜、息を引き取ったら|朝まで慌てなくて大丈夫
深夜にペットが亡くなると、「早く何とかしないと」と気持ちが焦ってしまいます。
でも、まず知っておいてほしいのは、多くのペット霊園や火葬業者は
翌朝の連絡でも対応してくれるということです。
夜のうちにするべきことは、業者探しではなく、静かに安置してあげることだけです。
我が家の子が旅立ったのは、残暑の厳しい9月の夜でした。私はすでに実家を出ており、
その夜そばにいたのは両親です。
両親は、エアコンをつけた部屋で、この子がいつも寝ていた場所にそのまま寝かせ、
体のまわりに保冷剤をいくつか置いて、朝まで一緒に過ごしてくれました。
場所を移さず「いつもの場所のまま」——あとからそう聞いて、
この子がいちばん安心できる場所で最後の夜を過ごせたことに、救われる思いがしました。
- 室温はエアコンで低めに保つ
- 保冷剤をタオルで包み、お腹や頭のまわりに置く
- 手足は、硬直が始まる前にそっと自然な形に整えてあげる
- いつものタオルや毛布など、慣れたものと一緒に
翌朝の電話で、その日のうちに見送ることができた
翌朝、父が太宰府ペットパーク(太宰府メモリアルパーク内のペット霊園)に問い合わせたところ、
その日のうちに対応してもらえるとのことでした。
前日の夜に息を引き取り、翌日には火葬まで済ませることができた
——「何日も待たせてしまうのでは」という不安があっただけに、
この対応の早さには家族みんなが救われました。
連れて行くときは、両親が、お気に入りのクッションに寝かせてタオルケットにくるんで。
最後まで「いつもの寝姿」のままで運んでもらえました。
形式は、個別の立会火葬です。
流れは人間のお葬式とほとんど同じだったそうです。
専用のお布団に寝かせてもらい、お別れのあとに火葬、お骨上げまで、両親が立ち会って見送りました。
費用は専用のお布団付きで28,600円(当時の料金です。体の大きさや施設によって変わります)。
正直にお伝えすると、私自身はその日、どうしても仕事を抜けられず、立ち会うことができませんでした。
ここに書いた当日の様子は、あとから両親に聞いた話をもとにしています。
それでも——いえ、そばにいられなかったからこそ、
人と同じように丁寧に送り出してもらえたと知れたことが、私にとっても大きな救いになりました。
問い合わせの電話で確認しておきたいこと
気が動転している中での電話になると思うので、確認することをあらかじめメモしておくと安心です。
- 当日(または希望日)の対応が可能か
- 火葬の形式:立会いか、おあずかりか。個別か、合同か
- 料金の総額:体重による区分、お布団・骨壷などの追加費用の有無
- お骨のこと:返骨できるか、納骨や供養の選択肢はあるか
- 持ち物:ふだん使っていたタオルや、一緒に入れてあげられる物
立会火葬とおあずかり葬の違いや相場については、ペット火葬の選び方の記事で詳しくまとめています。
近くで見つからないとき・自宅まで来てほしいとき
地域や時間帯によっては、当日対応してくれる施設がすぐに見つからない場合もあります。
また、ご家族に車を運転できる方がいない場合や、抱えて運ぶのが難しい大きな子の場合は、
自宅まで火葬車が来てくれる「訪問火葬」という選択肢もあります。
どこに頼めばいいか分からず途方に暮れてしまったときは、24時間365日、
無料で相談できる窓口を頼るのもひとつの方法です。
「焦って決めない」が、いちばんの後悔対策でした
夜中に検索し続けて、疲れ切った頭のまま決めてしまうと、
あとから「もっとちゃんと選んであげればよかった」という気持ちが残りやすいと思います。
朝までは、そばにいてあげる時間。
業者を決めるのは、夜が明けてからで間に合います。
我が家の見送りの一部始終は太宰府での火葬体験の記事に、
そばにいられなかった私自身の気持ちの整理についてはペットロスの記録に書いています。
これはあくまで我が家の一例ですが、いま夜中にこの記事を読んでいる方が、
少しでも落ち着いて朝を迎えられますように。
火葬にかかった費用のこと——我が家の実例と「金額に何が含まれるか」の確認ポイントは、
ペット火葬の費用はいくら?12kg犬の実例と内訳にまとめています。
